不妊治療

切迫流産と診断されたら…原因や症状、対処法など知っておきたいこと

切迫流産アイキャッチ画像

妊娠初期の不安と言えば切迫流産。

「前回の検診のでは何ともなかったのに、今回の検診で切迫流産と診断された…」
という人も多いかと思います。

今回は切迫流産と診断された場合に、その原因や症状、自分で出来る対処法について説明していきます。

あおい
あおい
切迫流産と診断された人は慌てず、まずは落ち着いてこの記事を読んでくださいね。

この記事は医療従事者が書いたものではなく、実際に私が経験した体験談や考えをまとめたものです。医学的に気になる点があればかかりつけの医師、もしくは薬剤師などにご相談ください。

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切迫流産と流産の違い

切迫流産と聞くと

「赤ちゃん死んじゃったの?」

と勘違いする人が多いですが、切迫流産と流産は別物です。

 

流産とは妊娠22週未満で赤ちゃんが亡くなり、妊娠を継続できない状態のことをいいます。
流産が起こる確率は全妊娠の約15%ほどで、流産の種類は以下の4つに分けられます。

  1. 稽留(けいりゅう)流産
    母体に腹痛や出血などの症状がないまま、子宮内で赤ちゃんが亡くなっている状態
  2. 進行流産
    腹痛や出血などの症状があり、流産が進行している状態
  3. 不全流産
    腹痛や出血などの症状があり、妊娠組織の排出が進んでいるものの一部妊娠組織が子宮内に滞留している状態
  4. 完全流産
    腹痛や出血などの症状があり、妊娠組織の排出が完全に進んでいて流産が終わっている状態

 

対して切迫流産とは、妊娠22週未満で腹痛や出血があるものの、赤ちゃんが生きている状態のことをいいます。

あおい
あおい
切迫流産と診断されても、妊娠がダメになったわけではありません!
だからまだ諦めないで!

 

切迫流産の原因

切迫流産の原因はハッキリとは分かりません。
しかし流産の原因としては、妊娠初期の流産のほとんどが赤ちゃんの染色体異常と言われています。

またこの他にも、

  • 絨毛膜下血腫が発生し、胎嚢が飲み込まれて流れてしまった
  • 子宮奇形のために血流が悪く、赤ちゃんに栄養が届かず流産してしまった
  • 筋腫が赤ちゃんの成長の妨げになり、結果的に流産してしまった

というケースもあります。

 

切迫流産の症状

切迫流産の症状で多いのは腹痛と出血

と言っても、妊娠中はお腹が張りやすく便秘もしやすいために、正常な妊娠であっても腹痛を訴える妊婦さんは多いです。
また内診の刺激や、子宮内が広がる影響で毛細血管が切れ、出血することも度々あるので、腹痛や出血があるからと言って、それが切迫流産の状態のサインとは限りません。

 

しかし、うずくまる程の激しい腹痛や、生理2日目のような多量の出血は切迫流産の可能性が高いです。
そのような場合は病院に電話で相談しましょう。

あおい
あおい
慌てて病院に行ってもすぐに対応してくれるか分からないし、病院までの移動でさらに症状が悪化してしまうかもしれません。
必ず病院に行く前に電話をして指示を仰ぎましょうね。

 

もし切迫流産と診断されたら

切迫流産と診断された場合、対処方法として挙げられるのは以下の3つです。

  1. 安静にする
  2. 薬や注射で対処する
  3. 入院する

 

安静にする

切迫流産と診断されると「安静にしてください」と言われることが多いです。

どの程度安静にすべきかは一人一人違うので、医師に相談しましょう。
(家事はしていいのか、仕事は行っていいのか、トイレ以外は寝ているべきかなど)

 

しかし、妊娠初期の流産に多い赤ちゃんの染色体異常は、母体がどれだけ安静にしていても防げるものではありません。
もしも万が一流産となってしまっても、自分を責めないようにしてください。

あおい
あおい
絨毛膜下血腫が出来ているときは、横になることで血腫が子宮内に吸収されることがあります。
ですので、絨毛膜下血腫がある場合は出来るだけ横になりましょう。

私も横になって安静にしていたおかげか、1週間後には血腫がなくなっていました。
絨毛膜下血腫ができた時の記事

 

薬や注射で対処する

切迫流産の場合、薬や注射で対処することもあります。

私が切迫流産と診断された時は、以下の3種類の薬剤が処方されました。

  • 出血が発生→止血剤として「アドナ
  • 腹痛が発生→子宮の収縮を抑えるために「ダクチル
  • 黄体ホルモンが不足→補うために「プロゲステロン筋注
薬の必要性は人によって変わります。副作用のリスクもりることから、必ずしも切迫流産の全員が処方してもらえる訳ではありませんのでご注意を。

 

入院する

下に小さい子がいるから自宅安静なんて出来ない
出血も腹痛もかなり酷くて治まる気がしない
つわりが辛くて処方された薬が飲めない

こんな場合には入院を勧められることが多いです。

 

また、内診してすぐに

医師
医師
あ~、入院しましょうか。

と、唐突に言われるケースも非常に多いです!

 

切迫流産で入院する場合は、シャワーは週に2回、トイレ以外は立ち上がらないなど強制的に安静状態となります。

出血や腹痛が治まれば1週間ほどで退院できますが、中には妊娠重症悪阻と重なって長期の入院となる人もいます。
妊娠中は高額な医療費に備えて、限度額適用認定証を発行しておきましょう。(市区町村によりますが、代理人でも申請できます)

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切迫流産中は周りのサポートが大事

切迫流産と言われたら周りの人にサポートしてもらって、家事や仕事は休んで横になる。

旦那さんは奥さんを心置きなく休める環境にするために、家事も育児も引き受ける!

余計なストレスを溜めないためにも、これが一番だと思います。

 

私は過去に切迫流産中に無理して出勤し、職場で大量出血→緊急搬送され、周りに迷惑をかけたことがあります。
皆さんはそんな後悔をしないためにも、無理だけはしないでくださいね。

あおい
あおい
不安になる気持ちも分かりますし、ネットでいろいろ調べたくなる気持ちもよーくわかります。
でも、深く考え込んでも結果は変わりません。
医師の指示を守り、出された薬は忘れずに飲み、安静にして次回診察日まで過ごしましょう。